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Kakuei Tanaka, a Japanese who acted as a bridge between China and Japan 中国と日本の架け橋を果たした日本人「田中角栄」

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Kakuei Tanaka, a Japanese who acted as a bridge between China and Japan  中国と日本の架け橋を果たした日本人「田中角栄」  私の記憶の中では、「田中角栄」が総理大臣になった時の新聞紙面が鮮やかである。 私は新聞を見ながら「これから日本は良い方に変わる」と喜んでいた。 学歴のない地方の土建屋の親父が一国のトップに立ったことは、少なからず多くの日本人に日本という国の持つ可能性に狂喜したと思う。 そして、日本は、彼の土建屋としての資質通りの「日本列島改造論」に則り経済面で 発展して行った。 いま、多くの反省点をもたらしている「日本列島改造論」だが、やはり、やり過ぎだった事は否めない。 バランスを重視した調和ある発展を考えるべきだったのである。 しかしながら「田中角栄」という人物は尋常な人物ではなかったと言える。 彼ほどその功罪を問題にされた総理経験者もいない。 彼は資金源のことで、表向きの政治生命を絶たれた。だが、裏面での力は簡単には費えてはいなかったようである。 「田中角栄」の最大の功績は何といっても、中国と日本との「国交回復」である。 彼の業績を表すエピソードとしては、鄧小平氏が1978年に来日した際に田中邸を訪問するなど、田中がロッキード事件により訴追された後も多くの中国政府の要人が田中邸を訪問したことである。 彼が世界に誇れる日本人であることは間違いない。(2009) ■田中 角榮(たなか かくえい、1918年5月4日 - 1993年12月16日)は、日本の政治家。元衆議院議員(16期)、内閣総理大臣(第64代、第65代)。初の大正生まれの内閣総理大臣である。 高等教育を受けていないという学歴で首相まで上り詰めたことから「今太閤」と呼ばれる一方、「コンピュータ付きブルドーザー」と形容される知識量・実行力や、巧みな官僚操縦術を見せつけるなど、党人政治家と官僚政治家の長所を併せ持った稀有な存在であった。首相在任中には、中華人民共和国との間の日中国交正常化や日中記者交換協定、金大中事件、第一次オイルショックなどの政治課題に対応。日本列島改造論で一世を風靡したが、後にその政策が狂乱物価を招いたことや、金脈問題への批判によって首相を辞職。さらにアメリカの航空機製造大手のロッキード社による全日空への航空機